ハラールについて ームスリムの接遇は情報開示を徹底ー

このページは、当店のイスラム教徒(ここではムスリムと表現)への接遇の取り組みについて説明するものです。ムスリムが安心して利用できる日本料理店をお探しの方はご参考にしてください。


近年、日本の様々な企業がムスリムへのビジネスを強化する動きが活発になっています。日本企業にとって、アウトバウンドはもちろんですが外国人観光客が増加している背景からインバウンドへの取り組みがムスリムへのビジネスに大きく影響しかねない状況です。しかし、世界的な宗教であるイスラム教も、日本では馴染みの少ない宗教の1つとして位置づけられ、彼らへの理解が少ないことが問題になっています。

 

そのため、私たち日本人はムスリムについて正しい知識を持って臨まなければなりません。

 

私はNPO法人日本ハラール協会(JHA)のハラール管理者講習を受講し、ハラール管理者として協会より認定されました(日本ハラール協会について下記のホームページをご参考にしてください)。正直、私はムスリムやハラールについて何も知りませんでした。そして、基本的なムスリムの接遇について学習したことで、「ハラール」という言葉を安易に用いることは誤解を招くことを痛感しました。

 

以下に、当店のムルリム接遇への課題と取り組みをまとめてみました。

 

■課題:ハラールレストラン認証・ハラールキッチン認証について

飲食店がムスリムフレンドリーであることを証明するためには、ハラール認証を取得することが望ましいかもしれません。JHAの定めるハラールレストランはムスリムオーナーもしくはムスリムシェフが在籍していることを条件にしています。また、ハラールキッチン認証についてはキッチン内にハラール以外のものが存在しないことを条件にしています。前者は別格としても、後者を満たすことは、当店では困難であることが現状です。この課題を解決するためには、日本料理には欠せない調理酒やみりんの存在しない専用キッチンを設けなければならないからです。

 

当店では「ハラール認証」はございませんが、ムスリム接遇に対する取り組みを知っていただくことで、信頼して頂きたく思っております。

 

■取り組み1:

ムスリムへのお料理は特別扱いとして、アルコールを含む調味料を使用しないことを徹底しています。また、私自身がハラール管理者であることを信用していただければと思っております。生魚が苦手な方やベジタリアンなどの対応もしていますので、何なりとお伝えください。

 

■取り組み2:

日本料理は野菜と魚を中心にした献立を基本としています。当店は牛肉や鶏肉を使用することが時々ありますが、衛生面の配慮から肉専用のまな板と包丁で対応をしております。また、豚肉も使用することがございますが、肉専用まな板と包丁を用いていることはもちろん、トンカツなどの揚げ物は提供しておりません。

 

■取り組み3:

当店は全て個室の日本料理店ということから、空室があれば礼拝場所としてご提供することが可能です。尚、店内にはキブスなどのご用意はございません。

 

このように、当店のような小さな企業にとってのムスリム接遇は、調理に関する全ての情報を開示すること以外ににないと思っております。ムスリムが安心して日本料理がお召し上がりなれる環境に少しでも近づけるよう努力いたしますので、ご要望がございましたら何なりとお伝えください。

 

割烹竹万 若主人 関口雄一


NPO法人日本ハラール協会