SDGs推進宣言

<SDGsから繋がる「もったいない精神」>

割烹竹万は日本文化の特徴である「もったいない」という精神を改めて見つめ直すきっかけとしてSDGsを活用した啓蒙運動を展開します。日本の食と文化に根付いている「もったいない精神」を学び、それらをSDGsと繋げることで、日本人ならではの国際感覚を醸成していくことを目的とします。

SDGs(持続可能な開発目標)とは、2015年に国連で採択された、17の目標と169のターゲットから構成される地球上の誰一人取り残さないことを誓う2030年までの国際目標です。当店が店を構える神奈川県は、国の「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」にも選定され、「かながわSDGs取組方針」に基づいた積極的な取り組みが行われております。

最初、SDGsは行政や大企業の取り組みであり、私たちのような地域に根ざした小さな日本料理店には縁遠い取り組みであると思っておりました。しかし、SDGsについて知れば知れるほど、昔ながらの日本の文化・習慣に近いものがあると共感するようになりました。SDGsを推奨することは、日本文化の一端である「もったいない」という精神を見つめ直す最高の機会になり、古き良き日本から改めて学びの機会を得ることへと繋がります。だからこそ、日本の文化・習慣を重んじる日本料理店はSDGsに積極的に取り組むべきであると考えております。

以上の理由から、割烹竹万はSDGsを推進していくことを宣言いたします。


有限会社竹まんは2020年10月に「かながわSDGsパートナー」(第4期)として登録されました

地元食材の活用

平塚市は相模湾に面しているため漁業が盛んで、関東ローム層の肥沃な土地により農業も盛んな地域です。その地域性を生かし、弊社では地元食材を積極的に活用することで地域の魅力を発信し、地元生産者を支援しています。

生産者との繋がりを深めることで、食材1つ1つへの思いが強まり、食材の廃棄削減を目指します。

地域事業への参画

地元の行政・諸団体・企業と共に地域活性の事業に積極的に参画することで、社会貢献から経済を豊かにするための運動を行っています。

地域での繋がりを深めることで、「もったいない精神」の啓蒙活動へと繋げていきます。

環境に優しい素材の活用

お届け料理に使用されるお弁当箱を発砲スチロール・プラスチック製から自然環境保護適用材・紙製へと変更をしています。

また、地元の放置されている竹林から竹を伐採し、竹の器や酒器などの竹製品を作成しています。

さらに、環境に優しい活動の一環として、破損した器を廃棄せず、漆と金・銀などで金継ぎをすることで再利用しています。

「西海岸ファーマーズマーケット」開催

西海岸ファーマーズマーケットは、人と人の繋がりから食への安心安全へと繋げるための企画です。

地元の豊かな食材をこだわりの農家さんが直接販売するためのマーケットを毎月第1・3水曜日に開催しています。農家が自らのこだわりを消費者に直接伝える場を大切にしています。

農家と消費者の繋がり、農家と飲食店の繋がり、飲食店と消費者の繋がり、その繋がりを通して、お互いの信頼関係を構築することで持続可能な社会への実現を目指します。
 

NO箸NO紙おしぼり運動

NOからはじまる小さな社会貢献

フードバンクひらつか×割烹竹万
お弁当・仕出し料理をご注文したお客様のうち、使い捨ての「箸」と「紙おしぼり」が不要であることのご連絡があったお客様の売上から、お弁当1個につき10円を「フードバンクひらつか」に寄付します。

割烹竹万は、日本文化の特徴である「もったいない」という精神を改めて見つめ直すきっかけとしてSDGsを活用した啓蒙運動をしています。

フードバンクひらつかは、食品ロス削減を目的として、企業 ・ 農家 ・ 一般家庭より食品の寄贈を受け、ひとり親家庭や支援を必要とされる方児童福祉施設などへ食品を無償提供することで貧困問題の解決を目指しているNPOです。

「もったいない」という共通のキーワードが私たちとNPO法人「フードバンクひらつか」との連携へと至りました。

<きっかけはコロナ禍のお弁当需要>

当店では、お弁当に「箸」と「紙おしぼり」を当たり前のようにお付けしております。昨年より新型コロナウイルスの影響でお弁当をご自宅でお召し上がりになるお客様が増えてきました。

確かにお弁当に箸と紙おしぼりが一緒にあったら便利かもしれません。しかし、ご自宅であればいつも使っている箸もあれば、手を洗う環境も整っています。

そこで「本当にご自宅でお召し上がりになるお弁当に箸とおしぼりは必要なのか?」という疑問がいつしか沸いてきました。

「もったいない」を改めて見直して頂き、微々たる金額ですが貧困問題解決に役立てればという思いからフードバンクひらつかへの寄付をすることに致しました。

尚、ご利用状況によって箸とおしぼりが必要な場合もございますので、この事業に共感して頂いた方からお申込みがあった場合のみ対応させて頂きます。

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